コラム・動画一覧M&A
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フリーキャッシュフロー法(5)【中小建設企業のM&A・第8回】
2014年1月9日前回までは割引率の一つである株主資本コストについて考えてみました。今回は割引率のもう一つの構成要素である負債コストについて考えてみます。負債コストとは株主資本コストは株主が投資に対して要求するリターン…… -
フリーキャッシュフロー法(4)【中小建設企業のM&A・第7回】
2013年12月13日前回、株主資本コストは株主が求める期待収益率であり、リスクフリー レートやリスクプレミアムで計算する事をご紹介しました。今回はリスクプレミアムに必要なβの考え方についてご説明していきます。被組織的リス…… -
フリーキャッシュフロー法(3)【中小建設企業のM&A・第6回】
2013年11月7日前回は割引率次第でフリーキャッシュフロー法による企業価値が変わるとお伝えしました。また、割引率には株主資本コストと有利子負債コストの2種類があり、それを加重平均した割引率(WACC)を用いる事もご紹介…… -
フリーキャッシュフロー法(2)【中小建設企業のM&A・第5回】
2013年10月10日前回はフリーキャッシュフロー法の全体像と過去および将来のキャッシュフロー分析について書かせて頂きました。 今回は残りのステップの留意点を確認していきます。 ステップ3:資本コストの推計 …… -
フリーキャッシュフロー法【中小建設企業のM&A・第4回】
2013年9月5日前回までは企業価値評価の手法の総括的な説明をしてきました。今回からは具体的な手法についてのお話になります。フリーキャッシュフロー法とはまずは、インカムアプローチの代表的な手法であるフリーキャッシュフロ…… -
企業価値を評価する様々な方法【中小建設企業のM&A・第3回】
2013年8月1日前回はM&Aにおける買取価格の交渉のために企業価値を算出する事を説明しました。今回は企業価値の算出方法の代表的な3つの分類について記載していきたいと思います。1.インカムアプローチ これは、会社に期待…… -
M&Aにおける企業評価とは【中小建設企業のM&A・第2回】
2013年7月4日今回からはM&Aの前提となる企業評価のお話です。 企業評価の意味まずは、M&Aにおける企業評価のもつ意味について考えてみたいと思います。M&Aは企業(事業)の売買であり、そこには買い手と売り手が存在し…… -
はじめに【中小建設企業のM&A・第1回】
2013年6月6日「建設業のM&A」というテーマで、以前発行した小冊子「30分で楽しく読める中小建設業のM&A」を少し修正した内容となっています。 前回のH17年ごろの連載時にはM&Aは非日常的なイメージで、建設業界に…… -
20.株式交換および株式移転の手続き
2009年4月16日前回は、株式交換および株式移転について、その概略をお話ししましたが、今回は、これらの手続についてもう少し考えてみようと思います。 株式交換や株式移転の主要な手続は、合併や会社分…… -
19.100%親子会社化を実現する方法
2009年3月19日今回は、株式交換と株式移転についてみていきたいと思います。どちらも、2つ以上の会社が100%の親子会社関係をつくる制度です。 株式交換は、資金が不要な会社の買収方法です。相手の…… -
18.合併手続きについて詳しくお話しします
2009年2月19日今回は、会社法で決められている合併の手続について、その流れを確認してみることにしましょう。 会社が合併するためには、主なものだけでも次のような手続が必要になります。 (1)取締…… -
17.合併の留意点 建設業許可は大丈夫?
2009年1月22日今回は、合併について考えてみましょう。 合併は、2つ以上の会社が合併契約のもとに1つの会社になることで、「吸収合併」と「新設合併」の2つの形があります。 合併する…… -
16.会社分割における株主総会の承認の要否
2008年12月18日今回は、会社分割における株主総会の承認の要否について考えてみます。 いま、株式会社Aが、吸収分割の方法により、その事業の一部を株式会社Bに譲渡するとしましょう。このとき、A、B…… -
15.思わぬ会社分割のリスク
2008年11月21日前回は、会社分割の債権者保護手続の内容について確認しました。 「でも、もし分割会社が、異議を言える債権者に対して催告をしないまま会社分割をしたらどうなるの?」 今回は、この問題…… -
14.公告・催告、異議申出があった場合の手続
2008年10月16日今回も前回にひき続き、会社分割の債権者保護手続についてみていきます。 「この会社分割に反対!」と会社に言える債権者は誰か。前回は、このテーマで考えてみました。これはとても重要で…… -
13.会社分割における債権者保護手続
2008年9月4日今回のテーマは会社分割における債権者保護手続です。 会社分割では、債権者の同意がなくても債務の移転ができます。その代わり債権者保護手続があって、会社分割に反対の債権者は会社に異…… -
12. 労働者保護手続き
2008年8月7日会社分割の場合に労働者保護手続が必要になることには前回少しだけ触れましたが、今回は、この労働者保護手続についてみていきたいと思います。 会社分割では、吸収分割承継会社(または新…… -
11.新設分割と吸収分割の違い
2008年7月10日会社分割に、新設分割と吸収分割の2つの方法があることは、前回お話ししたとおりですが、会社法は、この2つをはっきりと分けて規定しています。そこで、具体的な手続について考える前に、新設分割と吸収…… -
10.会社分割
2008年6月12日今回からのテーマは「会社分割」です。 会社分割は、会社の事業に関する権利義務の全部または一部を、他の会社に包括的に承継させることにより、1つの会社を2つ以上の会社に分割する手法…… -
9.事業譲渡における譲渡会社の競業避止義務及び債権者に対する譲受会社の責任
2008年5月8日今回は、まず、事業譲渡における譲渡会社の競業避止義務からお話ししていこうと思います。 事業を譲渡した会社は、別に特約がない限り、その日から20年間は、同一市町村(東京都および指…… -
8.事業譲渡に関する反対株主の株式買取請求権
2008年4月10日今回のテーマは、事業譲渡に関する反対株主の株式買取請求権です。 会社の根幹に関わるような重要な事業譲渡(または事業譲受、以下「事業譲渡等」とします)を行うときには、原則として、…… -
7.事業譲渡に関する株主総会決議の要否
2008年3月13日前回までのところでは、事業譲渡の意味やメリット・デメリットなどをお話ししてきました。今回は、事業譲渡に関する株主総会決議の要否について確認していくことにしましょう。 事業の譲渡…… -
6.事業譲渡のメリット・デメリット
2008年2月8日今回も前回にひきつづき事業譲渡についてみていくことにしましょう。 前回お話ししたように、事業譲渡の場合、当事者間で譲渡対象の資産や負債の範囲を自由に決めることができます。特に買…… -
5.事業譲渡
2008年1月10日前回までのところで、中小企業のM&Aでは、手続の簡単さから株式取得(譲渡)がもっとも使われる方法であるとお話してきましたが、場合によっては事業譲渡のほうが使いやすいケースもあり、これ…… -
4.株式取得の方法と手続き(2)
2007年12月13日今回のテーマは、募集株式の第三者割当増資の手続です。 それでは、前回も簡単にお話ししましたが、もう一度、M&Aで第三者割当増資を行うことを前提に、その手続をみていくことにしましょう。…… -
3.株式取得の方法と手続き(1)
2007年11月8日前回は、M&Aの手法としての株式取得の意義とそのメリット・デメリットについて考えてみました。つづく今回と次回の2回で、株式取得の方法と会社法が定める手続についてみていこうと思います。 &nb…… -
2.株式取得について
2007年10月11日前回、M&Aにはいろいろな手法があるとお話しましたが、今回はそのうちの株式取得についてみていくことにしましょう。 1.株式取得とはM&Aの手法としての株式取得は、ある会社の株式…… -
1.M&Aの法務
2007年9月13日今回から「M&Aの法務」というテーマでお送りします。 1.M&Aに関連する法律会社には、株主、会社債権者、従業員、消費者など、さまざまな利害関係者が存在していますから、ある会社…… -
10.株主価値を計算してみましょう
2007年8月9日前回は、マルチプル法の基本的な考え方についてお話し、いくつか代表的なマルチプルをご紹介しました。今回は、まず前回ご紹介したEV/EBITDA倍率を使って株主価値を計算してみようと思います。次…… -
9.マルチプル法とは
2007年7月12日前回までのところでDCF法についてお話してきましたが、DCF法は誰にでも簡単にできる方法とはいえません。そこで、今回はDCF法に比べて簡単に株主価値を計算できるマルチプル法についてみていこう…… -
8.DCF法の具体的計算方法 ②
2007年6月7日今回は、DCF法の具体的な今回は、DCF法の計算のプロセス((1)~(6))についての後半です。 まずは前回の内容を思い出してみましょう。前回は、(1)事業計画の作成、(2)各期のフリー・キ…… -
7.DCF法の具体的計算方法 ①
2007年5月10日前回は資本コストについてお話しました。今回は、DCF法の具体的な計算方法についてみていきましょう。DCF法による株主価値の計算は、おおまかにいうと以下のような手順で行います。 &nbs…… -
6.DCF法での割引率
2007年4月12日前回、DCF法は将来のフリー・キャッシュフローを、時間の価値やリスクを考慮した一定の割引率で割り引いて現在価値にひき直して評価する方法であるとお話しました。今回は、この割引率について考えてみ…… -
5.DCF法の考え方
2007年3月8日前回までのところでは、中小企業のM&Aの中心的な評価方法である「営業権を含む時価純資産額法」についてお話しました。企業評価の4回目の今回からは、特に大企業のM&Aの実務で広く使われているDC…… -
4.営業権評価 (年買法)
2007年2月8日前回、中小企業のM&Aの実務では「営業権を含めた時価純資産額法」がよく使われるとお話しました。今回はこの場合の営業権の評価について考えてみましょう。 前回みたとおり時価純資産額法はシンプルで…… -
3.営業権を含む時価純資産額法
2007年1月11日前回はM&Aにおける企業評価の持つ意味について考えてみました。続く今回と次回の2回は、中小企業のM&Aで最も活用されている企業評価の方法をみていくことにしましょう。 その基本的…… -
2.M&Aにおける企業評価とは
2006年12月7日今回から企業評価のお話です。1回目の今回は、M&Aにおける企業評価のもつ意味について考えてみましょう。 M&Aはビジネスの売買であり、そこには買い手と売り手が存在します。買い手…… -
1.はじめまして
2006年11月9日はじめまして、公認会計士の原田裕子と申します。 「建設業のM&A~企業評価、法務、会計、税務」というテーマで今回からこのコーナーを担当させていただくことになりました。 ここ数年、M&Aに関係す……