「誰かに聞いてみたかった 中小建設業お金の話」出版記念セミナー(2010年11月4日、5日)を開催いたしました。 掲載日:2010/11/19 最終更新日:2010/11/19 「誰かに聞いてみたかった 中小建設業お金の話」出版記念セミナー(2010年11月4日、5日)を開催いたしました。 2010年11月4日(木)、5日(金)に、「誰かに聞いてみたかった 中小建設業お金の話」出版記念セミナーを開催いたしました。多数の方にご参加頂きました。ご報告とともにお礼申し上げます。 ■第一部 著者ご挨拶 弊社専務取締役藤井一郎(以下敬称略)が、「誰かに聞いてみたかった 中小建設業お金の話」の活用ポイントを具体的にお話させて頂きました。 ■第二部 ①金融機関との付き合い方(建設会社様向けのみ) 藤井一郎が、金融機関が行っている債務者区分認定手続きについて説明し、その上で自社の債務者区分をアップすることにより、金利や資金調達の面でメリットがあることをお話しました。債務者区分のアップには、自社の総合評価における技術力や民間工事に取り組む営業力をアピールすることが重要であることを解説しました。 ■第二部 ②公的制度の活用 コンサルタント三谷利恵が、公的制度の活用ということで、①保証制度(金融機関様向け:地域建設業経営強化融資制度、建設会社様向け:セーフティネット)、②経営革新・新連携の制度概要・新規雇用時の助成金、③相談・情報提供・建設業経営支援アドバイザーについて、ポイントをお話させて頂きました。 ■第二部 ③中小建設業の経営戦略・新分野進出 中小企業診断士犬飼あゆみが、中小建設業をとりまく概況、国土交通省が実施している新分野進出のモデル事業の概要等をお話しました。また、「建設業と地域の元気回復助成事業」の内、山梨県の地中熱を利用した自然エネルギーの有効活用した事例についてビデオ等を使いながらお話しました。 ■第三部 付加価値基準および一覧表を活用した経営管理 コンサルタント山下晶子と、中小企業診断士犬飼あゆみが、中小建設業の実情に合わせた、業績把握用の会計管理ツールとして、付加価値一覧表の作成を提案し、その重要性についてお話しました。同時に、業績把握ツールとしての活用だけではなく、付加価値基準を導入することで、受注判断がどう変化するか、現場代理人のモチベーションアップにどうつながるかを、ロールプレイング形式で具体的にお話しました。 (ご参加者の声) ・付加価値基準の考え方は、とても参考になった。取引先に対して提案したいと思います(金融機関様)。 ・大変分かりやすく、皆様の熱意が感じられるセミナーでした(建設会社様)。 ・新分野進出では失敗した事例などがあれば、知りたかったです(建設会社様)。