弊社専務取締役の澤田兼一郎(中小企業診断士)が、一般社団法人全国建設業協会の経営委員会にて建設業における事業承継をテーマに、「事業承継の施策と事例」という内容で講演をさせて頂きました。
講演内容は、建設産業政策2017+10の参考データや中小企業庁や内閣府の事業承継に関連する政策内容をもとに、中小企業の事業承継の政策検討の流れと具体的な施策の説明をするとともに、各種施策の活用支援事例をもとに、具体的な課題についてお話しをさせて頂きました。
特に、人的資源やノウハウ、企業文化を承継する重要性を説明するために、自社株を承継することだけが事業承継でないということを説明した事例と事業を渡した旧経営者の処遇をきちんと事前に計画していくことの重要性についてご説明をさせて頂きました。
株の引継ぎ(オーナー権の引継ぎ)というテーマだけでなく、本業の経営そのもののである、技術者を中心とした人的資源や公的機関や施主、設計事務所など営業に関する繋がりなど、具体的な承継の方向性に悩みやご興味のある方は、ぜひ弊社までご連絡ください。