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◆☆ みどり合同経営 メールマガジン
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◆☆◆☆◆☆ 2012年8月1日号
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▼ INDEX
<好評連載中>
■ 地域の元気を回復!全国の建設業の取り組みをご報告します。
― 最終回 ―
第13回「建設業者と道の駅が連携し、新たな観光資源を開発~青森県」
■ 実抜(実行可能、抜本的な)計画のスタートライン!
~自社のチャームポイントは何だろう!?!
第3回 コンサルタントから見た、ご会社の魅力は何?
<お知らせ>
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地域の元気を回復!全国の建設業の取り組みをご報告します。
― 最終回 ―
第13回「建設業者と道の駅が連携し、新たな観光資源を開発~青森県」
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皆様こんにちは。
突然ですが、皆様、「わさびチョコレート」ってご存知ですか?
これまで、建設業者が地域資源の活用や地域との連携を通じて、
様々な新事業に取り組んできた事例をご紹介してきましたが、
この「わさびチョコレート」もその一例です。
場所は、青森県津軽地方。当時、東北新幹線の全線開通(新青森駅開業)を
目前にしていたこの地では、その好機を活かし、道の駅と連携した建設業の
観光分野進出が、建設業協会の発案のもと、進められることとなりました。
青森県といえば、豊かな自然環境や豊富な食材がパッと頭に浮かびますが、
実は県が行ったモニター調査では、「豊富な自然環境を活かした観光
メニューが少ない」、「食材は一級品だが、調理方法や演出方法が下手」
など意外な悩みも抱えていました。
そこで、テーマは「周遊・循環・再生」=「津軽ing(つがりんぐ)」。
本事業では、豊富な地域資源を有する津軽半島で、自然、食べ物、商品、
人、祭り、方言などを、新しい観光コンテンツとして再生することで、
地域の活性化を目指すことになりました。
事業の内容としては、大きく以下の2つになります。
(1)ドライブ観光企画
津軽半島にある9つの道の駅をドライブで周遊するツアーをベースに、
道の駅から更に地域の観光スポットをサイクリングやウォーキングで
散策する、体験型観光の企画を開発。
建設業者は、ハイキングコースの整備と維持管理、レンタカー・
レンタサイクルの貸し出し(新事業)などを担当。
(2)道の駅で販売する、地域資源を活かした新商品開発
冒頭の「わさびチョコレート」がこの一例で、建設会社、
青森県建設業協会、道の駅、県土整備部との共同開発により完成された
新しい地場産品である。
建設会社が岩木山麓で栽培した山葵を使用して作られている。
これまでほとんど接点がなかった道の駅と建設業ですが、お互いの
ノウハウを吸収しながら、連携はさらに強固なものになりつつあります。
その後もいくつかの新商品が道の駅に登場しているようです。
ちなみに、このチョコレートは見た目もきれいなので、私もネットで少し
探してみたのですが、やはりこの地域の道の駅でしか買えないようでした。
そうなると、何だかよけいに気になります・・・
いつか、同地を訪れてみたいものです。
さて、これまで全13回にわたり、北は北海道から南は九州長崎まで
全国を巡り、建設業が地域の元気回復に携わっている事例をレポートさせて
いただきました。
今回が最終回となります。
建設業者が異業種と連携し、新しい事業を立ち上げ、それが地域の活性化にも
つながっていくという様々な取り組みをお伝えし、私自身も建設業の
地域での力を再認識致しました。
これまで、たくさんのご質問・ご反響をありがとうございました。
皆様に興味をもっていただくことで、これら事業の更なる活性化に少しでも
つながれば大変うれしく思います。
-完-
みどり合同経営 コンサルティング部門
中小企業診断士 犬飼あゆみ
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/inukai/
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実抜(実行可能、抜本的な)計画のスタートライン!
~自社のチャームポイントは何だろう!?!
第3回 コンサルタントから見た、ご会社の魅力は何?
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O社様の魅力の一つに、利益計画や行動計画が企業に根ざしており、
常に前向きに取り組まれていることが挙げられます。
今回は、その実行力に加えて、私どもより経営革新計画策定、認定を進めた
理由についてもお話しています。
前回までは私どもが、O社様に対して、「新規事業計画を経営革新計画と
して、取り組んでみませんか」とご提案したところまでお話ししました。
今回は、なぜご提案したのかについてお話しします。
実は、当社と私どもとは長いお付き合いをさせて頂いております。
当社では、毎年利益計画を立てるのは勿論の事、行動計画も策定し、
毎月、数値面も、行動面も検証されています。
特に行動計画については、「業務が忙しいから」「誰が責任者なのか」
「計画にはいいことを書いているが、実際の行動に結びつかない」など、
定着しないご企業様が結構多いなか、毎月、喧々諤々(けんけんがく