2012年6月7日号 新連載スタート!「実抜計画のスタートライン!~自社のチャームポイントは何だろう?」

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◆☆◆☆◆☆                       2012年6月7日号
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☆★☆ お 知 ら せ ☆★☆

5月1日、弊社東京本社を移転いたしました。
移転先はJR東京駅からも一駅(神田)という利便性の高い場所ですので、お
気軽に
お立ち寄り下さいませ。

▽詳しい情報はこちらのURLをクリックして下さい▽
http://ct.mgrp.jp/news/2012/05/01/post_76/

このメールマガジンは、ご縁を頂いた方に配信しています。
配信不要の場合は、恐れ入りますが、末尾に記載しております方法にてご連絡
をお願いいたします。

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▼ INDEX

<新連載>

■ 実抜(実行可能、抜本的な)計画のスタートライン!
~自社のチャームポイントは何だろう!?!

第1回 自社のチャームポイントに気が付いていない?
~自社のチャームポイントを再認識してみませんか!

<好評連載中>

■ 「製造業の社内活性化のプロセス  ~脱社長依存体質!~」
第12回 管理資料を使った従業員モチベーションの向上について

<お知らせ>

■『誰かに聞いてみたかった 中小建設業お金の話』 好評発売中!

■『業種把握読本 ~内外環境の見どころ 業界展望の勘どころ~』
皆様にご好評頂き、9月20日に増刷(第4刷)致しました!!

■お問い合わせ先      <メール配信の中止及び設定の変更等>

 

☆━━━━━━━━━━━━ 新 連 載 ━━━━━━━━━━━━━━☆

実抜(実行可能、抜本的な)計画のスタートライン!
~自社のチャームポイントは何だろう!?!

第1回 自社のチャームポイントに気が付いていない?
~自社のチャームポイントを再認識してみませんか!

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今回のメルマガは、ついつい悪いところばかりに目が向いてしまう中小企業様
に、自社のチャームポイントを再認識することで、ご会社にメリットが大きいことを
お話し、気づきに繋がれば・・・ということをテーマにしています。
実は、経営計画を立てていく上でも重要な視点なのです。

皆様、こんにちは!

私どもみどり合同経営は、中小企業様の経営コンサルティングをさせて頂いて
います。経営会議への参加、経営計画の策定など、社長様はじめ経営幹部の方
々との打ち合わせやご訪問時の状況を通して、ご会社の素晴らしさに感銘を受
けることが多くあります。

その時、「素晴らしいですね」とお声掛けすると、
「どの企業でもやっていることでしょう?」
「こんなの当たり前のことでしょう?」
と怪訝な顔をされることがよくあります。

「自社で当たり前にやっていることが、他社では出来ていない(取り組めない)」
ということに、気が付かれていないのです(残念ながら、他社が当たり前に
取り組んでいるのに、取り組めていないという、逆のケースもあるのですが・
・・)。

確かに、自分自身の長所がなかなか分からないのと同じで、自社の、いいとこ
ろは、わかりづらいですよね。

重要なことは、今後も続くであろう厳しい環境を乗り切っていくには、「悪い
ところを改善する」という視点に加えて、「いいところをトコトン伸ばしてい
き、他社と差別化を図る」という視点も重要になる、ということです。

本メルマガでは、『新規事業を経営革新計画として進めたらどうか』と弊社が
お勧めしたご企業様の事例を通じて、企業様がご自身の魅力を再認識し、それ
を生かして、新規事業の経営計画策定→行動として取り組む姿をお届けしてい
きます。

またご存知の方が多いと思うのですが、来年3月には中小企業金融円滑化法の期
限が終了します。本法律の支援を受けるためには、実現可能性の高い抜本的な
経営計画(実抜計画と呼ばれるもの)の策定が必要になるのですが、ここで求
められるのは、字のとおり、「実現可能性の高い」点です。

悪いところ(問題点)だけを改善すれば、業績は改善するでしょうか?
お分かりのとおり、よいところを活かし差別化して、他社との競争に勝つ手段
(武器)も持たないと、業績を改善すること、つまり実現性を高めることは難し
いと思います。

自社のチャームポイントを再認して活用していく姿を、是非参考に頂けたらと
思います。

みどり合同経営 コンサルティング部門 副部長
シニアコンサルタント 澤田 兼一郎
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/sawada/

みどり合同経営 コンサルティング部門
コンサルタント 三谷利恵
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/mitani/

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『製造業の社内活性化のプロセス ~脱社長依存体質!~』

第12回 管理資料を使った従業員モチベーションの向上について

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皆様こんにちは。

前回は、改善に向けた取り組みを継続的に行っていくために、部下たちのモチ
ベーションをどのように高めていくかをプロジェクトメンバーで話し合い、
「情報開示」、「賞与の予算化」、「計画的な社員採用」の3つの施策を出した
ことをお話しました。

1つ目の情報開示は、これまでお話してきました社内の管理資料が固まってき
た段階で、これを全社員向けに開示したということです。

これまで、「今は忙しいから儲かっているんだろう」とか、「今は仕事が少ない
から、そうでもないのかな」など、感覚程度にしかわからなかった会社の業績が
開示されることで、毎月、受注残を残さないように厳しく言われてきたことや、
現場での「コスト意識」を繰り返し言われてきたことの意味が、少しずつわかる
ようになってきた気がします。

また、
更なる動機づけの1つが、「賞与の予算化」です。管理資料で、毎月の
予算と実績の対比を行いますが、毎月の予算をオーバーした利益部分を賞与引
当金として予算化してはどうかという議論が出てきました。

これまで、会社全体の決算(中間・期末)見込みが出てから、「今年は賞与ナ
シ」とか「○万円だけ」と会社から一方的に言われていた従業員にとって、自
分たちの頑張り次第で、賞与引当金が積み上がっていくことを実感できること
は、やる気の面で大きな違いとなることは、ご想像いただけるのではないかと
思います。

今は全社一律での引当てですが、今後さらに部門別管理を徹底させ
ていくことで、部門別の引当も検討していくことができるのではないかと議論
が進んでいます。

※補足:管理可能な経費は、当初より経費予算として計上し、月単位で実績上
も経費として計上していきますが、A社の場合は、賞与が管理可能な経費とは言
えないため、利益が出れば、そこから毎月引当していく方法もあるのではない
かと、弊社では考えています。

このように、管理資料を使って単に予算と実績の対比を行うだけでなく、予算
を達成できた場合に「具体的にこうなる」というイメージを持つことができる
と、従業員のモチベーションは明らかに変わってきます。

もう1つの施策である「計画的な社員採用」も同様です。
例えば、ある事業について、○月までにこれだけの売上・利益目標が達成でき
れば、新入社員を1名採用するといった計画を予算に織り込みます。
これまで数年間、定期採用ができていなかったA社の若手社員にとっては、
これも大きくやる気につながっています。

これまでの連載でA社が、社長依存の体質から、課長クラス中心のプロジェク
トを立ち上げ、自ら顧客思考を意識しながら、自主性を持って社内の様々な問
題解決にあたってきたこと、そしてその取り組みに部下たちを巻き込んでいっ
たことをお話してきました。連載としてお話するとスムーズに聞かれたかもし
れませんが、実際には様々な紆余曲折があったと感じています。ここまでお付
き合いくださりありがとうございました。

次回は本連載の最終回として、これまでの話のまとめをお送りしたいと思います。

みどり合同経営 コンサルティング部門 副部長
シニアコンサルタント 澤田 兼一郎
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/sawada/

みどり合同経営 コンサルティング部門
中小企業診断士 犬飼あゆみ
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/inukai/

 

メルマガにて登場する「貢献利益」、「付加価値」について、弊社ホームペー
ジ上で詳しく解説しています。是非ご覧ください。

▽詳しい内容はこちらのURLをクリックして下さい▽
http://ct.mgrp.jp/news/2012/05/09/post_78/

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~ お知らせ ~

「今からでも遅くない、本物の会議をやろう!」連載につきましては、
しばらくお休みさせて頂きます。

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~☆ みどり合同経営関連 出版物のお知らせ ☆~

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◆ 増刷(第4刷)決定!

『業種把握読本 ~内外環境の見どころ 業界展望の勘どころ~』

弊社、藤井一郎編著『業種把握読本 ~内外環境の見どころ 業界展望の
勘どころ~』(金融ブックス)が2010年11月29日発刊されました。
お陰さまで、皆様よりご好評を頂き、昨年9月20日に第4刷を増刷致しました。

本書は、企業経営者様の経営戦略構築や、金融機関担当者様に取引先企業の
業務改善や目利きに役立てていただけますよう、業界の環境と展望の実態を、
各専門家が分かりやすく解説しています。

対象業種は全25業種。そのうち、弊社コンサルタント 犬飼あゆみも1業種
(旅行業)を担当しております。
金融機関の担当者様はもちろん、企業経営者様にも、自社を取り巻く環境が
大きく変化する中での経営の舵取りに、ぜひお役立ていただけましたら幸い
です。

【著 者】 味香 興郎 ・ 藤井 一郎 編著
【定 価】 2,520円(税込) 【判 型】 A5判
【ISBNコード】 978-4-904192-28-3
【頁 数】 374頁 【発行日】2010/11/29 第1版第1刷
【金融ブックス ホームページ】
http://www.kinyubooks.co.jp/bin/cartpro/cart.cgi?id=ISBN978-4-904192-2
8-3

※書籍購入を希望される方は、弊社に直接ご連絡頂いても結構です。
TEL 087-834-0301(担当:山下、犬飼、三谷)

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◆ 『だれかに聞いてみたかった 中小建設業お金の話」好評発売中!

弊社専務取締役 藤井一郎、弊社コンサルティング部副部長 澤田兼一郎編著
「誰かに聞いてみたかった 中小建設業お金の話」(建通新聞社)が発刊され
ました。(2010年10月5日発行)

○運転資金が足りない…
○資金繰りにいつもはらはら…
○支払い条件の変更を依頼された…
○公的支援制度を利用して新分野に進出したい…etc

企業経営には「お金」にかかわる悩みが何かと多いものですが、本書では
中小建設業に的を絞り、金融機関との付き合い方、経営管理、公的制度の活用
などのポイントをQ&A方式で分かりやすく解説しています。
また、国や自治体の補助金、公的金融機関の融資制度なども幅広く紹介してい
ます。
経営の指針としてぜひご活用頂けたら幸いです。

【編集・執筆】 藤井 一郎 ・ 澤田兼一郎 編著
【執筆】 山下晶子、犬飼あゆみ、三谷利恵、北野里美
【定 価】 2,300円(税込) 【判 型】 A5判
【ISBNコード】 978-4-903437-13-2
【頁 数】 193頁 【発行日】2010/10/5 第1版第1刷
【建通新聞社ホームページ】
http://www.kentsu-it.jp/book/9784903437132.html

※書籍購入を希望される方は、弊社に直接ご連絡頂いても結構です。
TEL 087-834-0301(担当:山下、犬飼、三谷)

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■お問い合わせ先・ホームページ■

株式会社みどり合同経営

【本社】東京都千代田区神田多町2丁目1番 神田Y5ビル 2F
Tel 03-3258-5271 Fax 03-3258-5279

【高松】香川県高松市塩上町3丁目1-1
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